WordPress(ワードプレス)を使ったホームページに関する出張レッスン
投稿日:2022年10月28日(金)
WordPress(ワードプレス)とは
ホームページは、HTMLというプログラムを使って作られていますが、HTMLを書いたり変更したり追加したりする作業は、一般的にはなかなか難しいことが多いかと思います。
それを簡単にできるようにしたのが、ブログやSNSといったもので、最近多くのホームページで使われているWordPress(ワードプレス)も、元々はブログを作るためのシステムでした。
今ではいろいろなカスタマイズができるようになり、ブログっぽいサイトだけではなく、企業のホームページなどにもよくWordPress(ワードプレス)が使われています。
WordPress(ワードプレス)を使ったホームページの特徴
ただ、WordPress(ワードプレス)を使えばホームページのすべてを簡単にいじることができるわけではなく、WordPress(ワードプレス)でいじることができる範囲は、やはり限られていることが多いです。
素人がすべてをいじることができてしまうと、デザインやレイアウトまで簡単にぶち壊してしまうこともありますからね。
たとえば、お知らせを出したり、写真を増やしたり、商品やサービスの値段などを変えたり、頻繁に更新する部分だけは簡単にWordPress(ワードプレス)からいじれるようにしたいですね。
プロの制作者は、そのように、お客さんがいじれるところと、プロがいじるところを線引きして、WordPress(ワードプレス)を使ったホームページを設計します。
WordPress(ワードプレス)を使っているけど、うまく作られていなかったホームページ
先日出張レッスンで、新しくWordPress(ワードプレス)で作ったホームページの使い方を教えてほしいということで、企業に訪問させていただき数名の方にレッスンを行いました。
レッスンのご希望内容を聞いた時点で、どうも雲行きが怪しいなというのは察していたのですが、WordPress(ワードプレス)で簡単に希望の箇所を更新できるようにうまく設計できていて、納品の際にもプロから説明を受けていれば、わざわざ私が呼ばれて教える必要もないはず…。
案の定、拝見したところ、その線引きがうまくできていないホームページでした。
素人がいじってしまうと簡単にぶち壊してしまいそうなつくりになっており、私もしっかり構造を確認してからではないといじれないような状態でした。しかもやり方についてはほとんど説明がされていなかったようです。
そんな状況でしたので、ひとまず壊さずにできそうな範囲で、検索エンジンに乗るためのコツや、Googleマップへの登録、バックアップの仕方などをお教えしました。
あとは、こういうところの作りがおかしいようなので、どうしたらいいかというのは制作者の方に確認していただくように、おかしいところをまとめるお手伝いをしました。
いろいろな経緯があったようですが、設計の過程でうまく相談できていたら良かったですね。本当はプロがうまく希望を聞き取れないといけないのですが、やはり相談するにも事前に知識があると良いかと思います。
前回の「簡単なホームページを立ち上げるための基礎知識」のレッスンでも別の方にお教えしましたが、ホームページを作る以外にも、情報を発信する手段はたくさんあります。
制作会社に依頼する前に、相談するための知識や、ホームページ以外の選択肢とそれぞれの特徴や簡便さなども含めて、一通り基礎知識を勉強しておくのも良いかと思います。