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「ドメイン」や「URL」などに関する解説

投稿日:2023年5月16日(火)

メールやLINEなどで人とやり取りしていると、「URL(ユーアールエル)を送ってください」などの言葉が出てくることがあるかと思います。

レッスンでもそのあたりの言葉について質問されることも多いので、「URL」や、それと同じ場面で使われることも多い「ドメイン」という言葉について簡単に書いておきます。

URLはインターネット上の住所

Zoomを使ってビデオ会議をするときなどにも、招待者から長ーいごちゃごちゃした英語の文字列が送られてきますね。それもURLの一種です。

URLは、基本的にはインターネット上の住所のようなもので、それをクリックすると、インターネット上のページが見られたり、PDFなどのファイルがダウンロードできたりします。

URLをクリックすると、別のアプリが自動的に開くことも多い

最近では、メールで送られてきたURLをクリックすると、Zoomなど別のアプリが自動的に起動するということもあります。Zoomを自分で開かなくても良いので、便利な反面、突然画面が変わるのでびっくりするということもあるかと思います。

URLの使い方の例

URLの使い方の例としては、たとえば、人になにかブログの記事を見せたり、YouTubeの動画を紹介したいときなどに、メールやLINEなどでそれらのURLを教えるということをやってみると良いかと思います(できる人には、簡単な作業かもしれませんが、そのあたりのやり方を詳しくお教えすることもあります)。

ブログの記事にも、YouTubeの動画にも、それぞれインターネット上の住所があるわけです。

ドメインは、URLの頭やメールアドレスに使われる、会社やお店が独自に持つインターネット上の名前

では「ドメイン」はなにかというと、URLの「http://」や「https://」のあとについている「youtube.com」のような名前のことです。

たとえば会社やお店を作ろうとしたときに、ドメイン業者に年間料金を払ってドメインを登録します。私の場合は株式会社フレアワークスのドメインとして「flareworks.jp」を登録して、それを会社のホームページの住所として使うように登録しました。

ドメインは、住所としてだけでなく、メールアドレスにも使われます。メールアドレスの、@(アットマーク)以降に、ドメインがくっついていますね。

たとえばデジタる教室の場合は、「digsc.com」というドメインを使っていて、お問い合わせのメールアドレスとしては「info@digsc.com」というアドレスを登録しています。

「ドメイン受信拒否」や「ドメイン指定受信」で迷惑メール対策

最近、携帯メールには迷惑メールがとても多く、「ドメイン受信拒否」や「ドメイン指定受信」を使っている方も多いかと思います。これらは、あるドメインからきたメールについて、一括で受信を拒否するか許可するかを設定できるサービスで、各携帯会社がそれぞれ提供しています。

なにかWeb予約をしたり、インターネットショッピングをしたりするとき、そこからくる返信メールが届かないということがないように、予約時の画面で「ドメイン指定受信をしておいてください」という指示が書かれていることも多いです。

まとめ:「URL」と「ドメイン」と「アドレス」

「デジタる教室のURLを教えてください」と言われたら、「https://digsc.com」がURLです。そして「digsc.com」がドメインです。

ちなみに住所ということなら、「アドレス」とは言わないの?と思うかもしれませんが、一般的には「アドレス」というと「メールアドレス」を指すことが多く、URLとアドレスは別のものとして扱われます。

「デジタる教室のアドレスを教えてください」と言われたら、メールアドレスの「info@digsc.com」をお教えするのが一般的かと思います。お問い合わせいただくときは、「digsc.com」のドメインからのメールを、受信できるようにしておいてくださいね。

URLやメールアドレスを人に教えるとき、コピペ(コピー&ペースト)ができると便利ですが、その具体的なやり方はスマホやパソコンの機種によって異なるためここでは書きません。そのあたりを詳しくお教えすることもよくあります。

簡単なことなのに聞きに行くのは恥ずかしい、などと思わなくて結構です。気になるところを、ピンポイントで聞きに来てください。