Wordで宛先ラベル作成、Excelで住所録作成、ピンポイントで使い方講座
投稿日:2025年10月16日(木)
Word(ワード)とExcel(エクセル)は、仕事で使われている方も多いかと思いますが、本当に様々な用途で使われています。
「Wordを習いたい」「Excelを習いたい」というざっくりした要望で来られる方もいらっしゃいますが、どちらかというとこちらにはピンポイントでやりたいことが決まっている方がいらっしゃることが多いです。
今回は、「ハガキに貼る宛先ラベルをつくりたい」ということでした。
この記事では、具体的なやり方までは紹介しませんが、以下のような流れで無事作成できました。
まずラベル用紙を選ぶ
ラベルを作るときは、まずラベル用紙を決めるのが良いかと思います。
ラベルの大きさなどの希望もあるかと思いますので、希望にあったものを選びましょう。
エーワン社のものがよく使われている印象があります。こういったメジャーなラベル会社の場合、Wordのほうもその用紙に対応している場合が多いです。
たとえば今回はある程度小さめのラベルシールが良いとのことでしたので、相談しながら一緒に探したうえで、以下のものを使いました。
Amazon:エーワン ラベルシール 24面 22シート 72324
Excelで住所録を作る
住所録は、Excelで作っておくと良いでしょう。
ちなみに筆まめなどの宛名印刷ソフトなどをいずれ使いたくなった場合も、Excelで作った住所録を取り込むことができます。
住所録に入力していく項目は、人それぞれ少し異なるかと思います。郵便番号や宛名などは必ずいれるでしょうけれども、たとえば「敬称」などが必要な場合もありますね。
人によっては、「敬称」が「様」や「先生」など変える必要があったり、住所が長い宛先が多いので住所を1行目・2行目と分けたりといったぐあいに、状況によって住所録の項目は少し変わるかと思います。
それによってラベルに印刷する際のレイアウトも変わるので、ざっと住所録は作っておいてから、Wordのレイアウト作業に入ったほうが良いかと思います。
Wordでラベル用紙のテンプレートを用意する
最近のWordの場合、エーワン社のようなメジャーなラベル用紙であれば、対応したテンプレートがすでにWordのほうに用意されていることが多いです。
そのテンプレートを呼び出すと、自動的にA4用紙が24分割されたような枠組みが出てきます。
Excelで作った住所録をWordに取り込み、宛名などの項目をレイアウトして、印刷
Excelで作った住所録をWordで呼び出すと、自動的に住所録の項目(郵便番号や宛名など)が配置できるようになります。
24分割されたラベルの一つ目に、郵便番号・住所・宛名などを配置します。24個全部やるわけではなく、一つ作ってしまえばあとは簡単にコピーできます。
ちょっとクセのある作業なので、つまずくこともあるかもしれません。
みなさん思わぬところで、いろいろなところで、つまずきます…他の人ができているのかとかは気にせず、落ち着いて進めていきましょう。
WordのラベルレイアウトにExcelの住所録が読み込めたら、印刷していきます。
ここまでをお教えしたうえで、印刷はご自宅でやってもらいました。
なるべくこちらに通わなくても、自分でできるようになっていただきたいという方向性でお教えしています。また、なるべく短時間で終わるように、整理してお伝えするようにしています。
課題は人それぞれ本当に様々です。このラベル作成も定番の作業ではありますが、他の人が聞かないようなことを聞いたら恥ずかしい、などと思う必要はありません。ずっと気になっていることが一つ解決すれば、心もスッキリするものです。